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面白そうな場所へ

なぜかマイナーな観光地に惹かれるのです

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高速道路を歩く

高速道路に行ってきた。

ふつう、高速道路を通るってことはあるのかもしれないけれど、

高速道路に行くっていうことはあまりない。

たまたまネットで高速道路を歩くイベントというのをみつけて、

面白そうだったので、行ってみることにした。

 

最寄り駅を降りると、『イベント会場はこちら』というプラカードを持った人がいた。

そこで、僕はふと不思議に感じた。

高速道路を歩くイベントなんて行く奴はそんなに多くないはずだ。

それに高速道路にわざわざ電車で行くような人がそんなにたくさんいると思えない。

そもそも、高速道路に電車で行くなんて、何かが間違っている。

それに、イベントといえば、ライブとか、フェスティバルとか、そういうキラキラしたものを言うと聞いたことがある。

そんなことを考えながら、多少の不安を抱えつつも、方向が同じなので、プラカードの指す方向へと進んでいく。

すると驚くことに、たくさんの人だかりが高速道路に吸い込まれていく場所に行きついた。

予想に反して、現場は大盛況。

マイナースポット愛好家としては、不本意な始まりとなってしまった。

 

 

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老若男女から土木マニアな人まで多種多様な方たちが高速道路を堪能されている。

高速道路の人気を過小評価してしまっていた。

恐るべし高速道路。

 

 

 

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場所は、阪神高速大和川線の三宝~鉄砲という区間なのだけれど、

この"鉄砲"という地名は地名として失格なのではないかと思う。

だけど、人の名前と一緒で、そういう地名なんだから仕方ないですよね。

でも、車を運転していて、「今から鉄砲を発車しますね!」とか言っちゃうと危ない。

 

 

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しばらく歩いていると、電光掲示板に特別のメッセージが表示されているのをみつけた。

こういうのをみると、やはり関西人という人種は、常につっこまれたいという願望があるとしか思えない。

 

 

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今回の公開区間はほとんどがトンネルで、かなりの区間がライトアップされていた。

僕はライトアップとかイルミネーションとかが大好きなのだけど、こういうのって女の子と行くものみたいな雰囲気があると思い込んでいる。

あるいは実際そうなのかもしれない。

だからこんなふうに、不可抗力的に、あるいは突発的にイルミネーションに出くわすというのが一番ありがたいのです。

 

 

 

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ウォーキングのコース3キロはあっという間に終わってしまった。

高速道路は身近にあるのだけど、なかなか歩くってことはできない。

そもそも歩きたいって人がそんなにいないと思うけれど。

とはいうものの、歩いてしまったら何かの法律で罰せられそうなので、欲望が爆発する前に、ぜひこういうイベントに参加しておくといいですよ。

 

 

 

 

御所に行ってみる

京都御所に行ってきた。

去年までは、事前の見学申請が必要だったのだけど、

予約が不要になったとの情報をキャッチ。

というわけで、早速、行ってみることにした。

 

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まず、御所の入口に向かうと長い塀が目に入る。

京都御所は、かいつまんで言うと、かつて天皇が住んでいた場所。

いわば、日本で最も格式の高い家。それもずば抜けて。

この塀の長さをみると、さすが日本一格式の高いお家柄。

 

 

 

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門を入ると最初に御車寄(おくるまよせ)という建物が目に入る。

御車寄とは表玄関みたいなものらしい。

しかし、ここから入ることができたのは公家の中でもトップクラス、

官位が上位の人だけだったという。

官位といういわば肩書きが大事で、たとえ石高100万石の大大名でも、官位がなければ原則としてここは利用できなかったそうだ。

ただ金持ってるってだけじゃダメなのですね。

 

 

 

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続いて、目に入るのが、諸大夫の間と呼ばれる建物。

御車寄から入った公家たちが控室として使用した場所だそう。

奥から「虎の間」「鶴の間」「桜の間」の順に並んでいて、

これまた、身分によって入る部屋が違う。

虎の間は公卿、鶴の間は殿上人、桜の間はそれ以外の公家用だったとのこと。

露骨ですねー。

 

 

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そしてこちらが、京都御所の中心かつ最も神聖な紫宸殿(ししんでん)という建物。

ここで重要な儀式が行われる。

天皇の玉座・高御座(たかみくら)というものが置いてあるのだけど、

これはとても神聖なものらしい。

今上天皇の即位の際には解体されて、東京の皇居まで運ばれたのだそうだ。

だったらもう、東京に置いておけばいいのにとも思うのだけど、

なぜか、いまだに東京ではなく京都に保管されている。

いまだに首都は京都である、とする説を唱える派があるらしいのだけれど、

その根拠が、この高御座が京都にあるからということなのだそうだ。

つまり天皇は東京にお出かけ中なのであるという論理だ。

実は法的にも東京が首都であると定められた法律もないという。

だけど、大多数の人にとっては、今さら京都が首都だと言われても、と思いますよね。

 

 

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そしてこちらの建物が清涼殿。

かつては天皇の日常生活の場だったのだけど、だんだんと儀式の場として使用されるようになったという。

清涼殿といえば何といっても930年に起こった清涼殿落雷事件だ。

930年6月26日、御所で雨乞をしようかなぁという会議を開こうとしていた。

ずっと日照りが続いていたからだ。

しかし、その会議の矢先、突然、雷雨が降り注ぎ、清涼殿に落雷。

藤原清貫ら公卿・官人ら数人が死亡する。

これが清涼殿落雷事件だ。

この事件を聞いた人々は、清貫が菅原道真の追放に関与したために、

その怨霊の報いを受けたと噂しはじめる。

そこで、菅原道真を「天神様」として畏怖・祈願の対象とする信仰が始まった。

これが全国に広がる天神信仰のもとってわけだ。

雨乞いからの落雷は衝撃。

 

 

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次に見えるのが小御所という建物。

小御所といえば、いわくつきで有名な小御所会議が開かれた場所。

江戸時代末期、幕府と対立していた薩長の討幕派は、徳川将軍家の関係者を一切呼ばず、この場所で極秘に会議を行う。

薩長側は徳川慶喜の辞官納地(官位を失い領地を返上する)を決定。

そして、王政復古の大号令王政復古クーデター)を行った。

これにより、(薩長主導の)朝廷に従わない場合は朝敵となる仕組みが完成したってわけだ。

これぞキングオブ"密室で決定"。

 

 

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小御所の北にあるのは蹴鞠専用の庭。

ぽつんと「蹴鞠の庭」って看板が立っているのがシュール。

蹴鞠専用の庭があるっていうんだから、当時、蹴鞠はめっちゃはやってたに違いない。

そういえば、中大兄皇子が蹴鞠の最中に落とした靴を、中臣鎌足が拾ったことをきっかけに二人は仲良くなり、「大化の改新」が起こったらしい。

蹴鞠っていうのは、なんだろう?今でいうゴルフ的なものだろうか。

 

 

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そして最後、ここがようやく天皇の家の中の家、御常御殿(おつねごでん)だ。

天皇のプライベートな住まいで、

七夕や盂蘭盆など内向きの行事が行われ、能舞台も備えられているという。

能も見に行くんじゃなくて、家でやってもらうってあたりが、さすがです。

 

京都御所は重量級の歴史的スポットが多かった。

京都のど真ん中で無料でぷらっとまわれるのがとてもいい。

京都をディズニーランドとしたら御所はシンデレラ城。

もっと注目されるべきスポットだ。

 

 

 

京都の中心でコーヒー片手にお寺を眺める

京都にスターバックスのコンセプトストアがあると知って、行ってみることにした。

コンセプトストアとは、"いつものお店と少し違う"体験(スターバックスHPによる)ができる店らしい。

要は、ちょっと違うスタバってことだ。

スタバに行くとなると、僕のガラにあわないというか、身の丈にあわない感じがするのだけれど、ちょっと変わったスタバとあらば、行ってみたくなる。

 

 

 

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地下鉄烏丸御池駅から南へ数分歩いたところにあるスターバックス烏丸六角店がそれだ。

烏丸通から店を覗くと、ガラス張りの店の向こう側にお寺がどーんとみえている。

条例によって、寺の全景が烏丸通からみえるような建物にしなければならなかったらしい。

こういう合理的とも妥協の産物ともいえるものが多いのが京都のいいところだ。

 

 

 

 

 

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店に入るとやっぱり嫌でも目に入るお寺がとても新鮮だ。

カフェというのは、なぜか、窓側から道行く人々を眺められるようにしてあるところが多い気がする。

あれが僕はどうも苦手だ。

二階席とかならいいのだけれど、一階席だとこちらから見えるぶん、向こうからも見えているということなんだと思うと、何か居心地が悪くなる。

それを考えると、このガラスの向こうがお寺だけというのは、すばらしい。

こちらを見ているものといえば、タヌキの置き物くらい。

なぜあの場所にタヌキを置いたのだろうか、とも思うけれど、そんなことはどうでもいいくらい、京都はいろんな物事が変わっているので気にはならない。

やはり京都のすごいところは、街の雰囲気と昔ながらの建物が見事に融合していないところだ思う。

このアンビバレントな感じがもはや京都らしさなのかもしれない。

場所によっては京都らしく昔の街並みを再現しようとしているけれど、

それはむしろ創造の産物でいわばテーマパークなんだと思う。

歴史のあるお寺を取り囲むようにビルが立ち並び、そして真横にはスターバックスがある。

そのスタバからはそのお寺をゆったりと眺めることができる。

これぞ京都。

 

 

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スタバを出て、六角堂に行ってみる。

六角堂について恥ずかしながら、何も知らなかったのだけれど、とても歴史のある重要なお寺だったことがわかった。

まず、華道の家元池坊と深いかかわりがあるらしい。

関わりがあるというか、池坊が代々住職を務めているという。

つまり六角堂の住職が池坊で、ある代(専慶・専応の代)で華道の家元となったのだそうだ。

 

 

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六角堂は聖徳太子による創建と伝えられ、本堂の北側には、聖徳太子が沐浴したと伝えられる池がある。

この池のほとりにあった僧侶の住坊が「池坊」と呼ばれていたようで、それが池坊の由来ということらしい。

それにしても、今はビルに囲まれていてコンクリートで、なぜかアヒルもいて、飛鳥時代感はない。

 

 

 

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境内には、へそ石という不思議な石がある。

平安京をつくるときに六角堂の場所に道を通さなければならなくなったらしいのだけれど、

そのとき、驚くことに六角堂が北に15メートル動いてくれたのだという。

京都はこういうことが多いのです。

この石は、動く前の六角堂があった場所に残されたものらしい。

ちなみに、へそ石という名前の由来はここが京都のほぼ中心に位置するからだということだそうです。

 

 

 

 

 

懐中電灯必須!宝塚廃線跡ハイキングは冒険気分で!

廃線跡にハイキングに行ってきました!

真っ暗なトンネルあり、鉄橋あり、深い渓谷ありと、ちょっとした冒険気分を味わえる素晴らしい廃線跡兼ハイキングコース。

こんなにお手軽に自然と、冒険気分と過去のノスタルジーに浸れる素晴らしい場所があっていいのか!って感じなので、しっかり紹介していきたいと思いまーす!!

およそ、JR武田尾駅から生瀬駅までの区間なのですが、今回は武田尾駅から出発!

(地図は記事の最後に載せてます)

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武田尾駅はホームのほとんどがトンネル内にあるというちょっと変わった駅。


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駅からハイキングコースへ向かう途中に痴漢注意の看板が!
駅前には店もなく、自販機があるだけなのだけれど、痴漢はいるらしい。



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いろいろ注意事項が表記されている。
落石とか、倒木とか、滑りやすいとか、トンネルは真っ暗だよ~とか。
そして自己責任でよろしくと書かれている。


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道中にはちょっと不気味なトンネルたちが口を開けて待っているぞ!
トンネル内は真っ暗なので懐中電灯は必須、なかなか新しいハイキングコースだ。




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この先、落石等の責任は持たないというJRによる強い決意表明の立て札が。
ちなみに人影が写っているけど幽霊ではないですよ、
ハイキング中の家族連れ、だったはず。きっと、そうに違いない。



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トンネル内は思った以上に暗い。
だけど冒険気分を味わうには最高だ!



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トンネルなんて怖くないと思ってるのだけど、出口が見えると安心するってことは、ちょっと怖がってるのか、とか思ったり。



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コースわきに流れるのは武庫川の上流。
渓谷も楽しめることができる!
ただ、落ちたら死ぬ感はあるので身をあまり乗り出さないようにしよう。


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途中、トンネルだけでなく切通しもあってマジ最高なのだけど、落石注意の立て札が数メートルおきにあるのが若干不安にさせる。


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当時からそのままなのか枕木が置いてある~!
そういえば、このコースにはやたらと木製のベンチが所々に設置してあるのだけど、
さては、この枕木を使ってるのだなと推察。



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そして、最大の見せ場と言っていいのがこの鉄橋だ!
この凛々しくも、年代を感じさせる錆びた感じ、最高にそそられるよね!!



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いやぁ、前後をトンネルに挟まれての渓谷を斜めにオーバークロスするっていう鉄橋はいつまでみても飽きない!
鉄橋最高!!


さて、つたない説明でしたが、いかがでしょうか?
少しはこのコースの魅力が伝わっていればいいのですが。
まず、大阪からこの距離でこれだけの自然とスリルを味わえる、お手軽感は最高。
そして廃線跡の魅力もたっぷり。
ノスタルジーというか、かつてここに列車が走ってたんだという過去を想像しながら楽しめる。
普段は当然、線路上を歩くということはあまりないので、その体験ができるという点でも非日常的空間が体験できます。
昨今、管理者責任が問われる時代に、これだけ野放しにできている何かの跡地っていうのはそんなにないのは確か。
ぜひ、少しでも多くのものが、愛されつつも中途半端に打ち捨てられますように!