自宅で旅をする100の方法

旅行に行きたい、それでも行けない人の日常生活の楽しみ方を模索。

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仕事終わりはナイトレースだ!

僕はこれまで、こんなに近くに、これほど素晴らしい異界があることを知らなかった。

いや、正確にいうなれば、知っていたけれど、これほど素晴らしい場所だとは思っていなかった。

その場所というのが園田競馬場だ。

以前、香港に行ったときにナイトレースなるものがあるということを知って、なんて素敵なんだと思ったことがあった。

さすがイギリス植民地という歴史を持ち、アジアの金融センターの名を冠する香港だけのことはあるなぁと。

ジェントルマンたちが仕事を終えた後、ビールを片手にレースを楽しむ社交場!

なんてかっこいい世界があるのだ、と。

しかし、そんな世界が、僕の地元、尼崎にもあるという情報をキャッチ。

灯台下暗しとはこのことだ。

まさか、海を渡らずして、そんなジェントルマンなところにいけるとは。

期待を胸に、園田へ向かった。

まず驚いたのが、競馬場の入口らしきところを入るとすぐに馬場がみえるというところ。

遊園地など、あらゆるランドマークには明確なゲートというか、ここからが異世界なんですよという敷居みたいなものがあるのだけれど、ここにはそういうものがない。

まさに、敷居が低いというやつだ。

敷居が高そうだけど実は低いとかいうのでもなく、単に物理的な敷居がない。

ここからは賭博場なんですよ、というしるしもない。

なんとなく競馬場に入り、なんとなく馬がいる。

これは思った以上に衝撃だった。

 

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阪神競馬場もそうなのだけれど、最近は総合アミューズメント的な流れになっている感じがする。要は、女性も家族も子供も楽しめるといった場所になるよう目指しているという感じだ。

園田競馬場にもほんのわずかだけれど、その片鱗がわからないともいえない程度にはある気がする。

夏だけれど、クリスマスツリーのようなイルミネーション、そして着ぐるみが出迎えてくれる。

 

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さっそく、馬券を買ってみる。

あまりにも楽しいので、「イノセントワールド」という馬を名前買い。

まさに園田競馬場にぴったりななまえではないか!

本当はお酒片手にといきたかったけれど、車で来たので、コーラで我慢!

 

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レース結果は残念ながら、完敗。

だけど、こんな体験ができたという意味において万馬券でしょう!

 

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僕は、園田競馬場にジェントルマンな社交場を期待した過去の僕を恥じた。

ここは、働き終えた大人たちが、少ないお小遣いを片手に、一発の夢を見る、そして仲間とその挑戦を楽しむ大人の憩いの場だったのだ。

この地元の人たちが気軽に入れる感じ、敷居の低さは、尼崎という土地に合わせた最高のホスピタリティに違いない。

たとえば、東京ディズニーランドは、外の世界と内の世界を完璧に区別することで有名だけど、それはもう古い時代なのかもしれない。

園田競馬場は、工場や鉄塔がむき出しのように視界に入り、発着する近隣の伊丹空港の飛行機が轟音とともに視界に入るという、周辺環境と融和した雰囲気の醸成に成功している。

まさに次世代のアミューズメントをつくりあげている、そんな素晴らしい場所なのです。